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盆栽を好きな理由
生きている本物の自然が目の前にある
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鉢という限られた世界の中で、季節や年月とともに、変わっていく自然がある。
ミニチュアライズされた鉢の中で、季節を感じ、人間の寿命をはるかに超え、形を変え、命をつないでいく自然は、癒しを超えて感動があります。
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その世界は、アートと思わせる空間がある。
樹を楽しむばかりでなく、一つの鉢の中の空間(間)や、複数の鉢を組み合わせた飾りは、あえて間を作ることで、奥行き、見えないものを想像させる何かができます。日本の伝統的な、茶道や庭園にも通じる美しさを楽しみます。
ジン、シャリのように自然から学ぶ美を取り入れることで、さらにアートを極める楽しみ方も一興。
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その美しさは、植物本来の性質(科学)を生かした、様々な技術によって出来上がっている。
生きている自然であるがこそ、日々変わっていくその形と鉢の上で向き合っていくためにする手入れは、すべてが植物の生理機能を生かしたものです。この技術を生かして自然と向き合うチャレンジは、育てる楽しみそのものです。
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そして、鉢の上の樹は、“完成”ということがない。
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